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これでいいのか宮城県 仙台市[マイクロマガジン社] [RPG]

これでいいのか宮城県仙台市[マイクロマガジン社]


地域批評シリーズ編集部
2023年06月12日

仙台市は、自他ともに認める東北最大の大都市だ。大学進学や就職、あるい
は遊びを目的に東北地方の若者たちを引き寄せ、人口は約107万人にも上る
(2020年10月1日現在)。仙台駅前には高層のオフィスビルやタワーマンシ
ョンが建ち並び、さらに街中には巨大な歓楽街を抱え、郊外を見渡せば巨大な
ニュータウンがベッドタウンを形成している。近隣市を含む仙台圏域まで広げ
ると、人口は200万人を超える。その存在感は、まさに威風堂々。伊達政宗
によって築かれた都市は、今や東北の“東京”といっても過言ではない。
その一方で、都市的な発展を続けてきたせいで、仙台という街や人のイメー
ジは知名度に比べて希薄だ。仙台と聞いて一般人が思い浮かべるのは牛タン、
ずんだ、伊達政宗ぐらいだが、いずれも仙台人の生活習慣や気質を表している
とはいいがたい。「杜の都」というだけあって、本来持ち得ている魅力や特徴が、
緑の茂みの中に隠れてしまっているかのようだ。実際に“東京化”が進みすぎ
て、仙台らしさを喪失していると嘆く地元有識者も少なくないのである。
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さらに、これまで仙台を支えてきた人口の増加も、2021年には減少に転
じるといわれている。そうなれば、巨大なベッドタウンは空洞化し、駅前のア
ーケード商店街の活気は失われるかもしれない。十数年前から地方都市で起き
ていた衰退の波が、今になって仙台へと押し寄せるのか?いつまでも東北最
大というブランドにあぐらをかいていると、未来は暗いままかもしれない。今
の仙台には、従来の殻を突き破って「新たな仙台」を築くべき転機が来ている。
最善手を打てれば、迫りくる暗雲を払拭できる可能性は大いにある。
そこで、本書では仙台の歴史や、プライドが高いといわれがちな仙台人気質
といった、街や人の根っこを掘り起こしつつ、地元民ですら気づいていなかっ
た魅力を掘り下げる。と同時に、各区や近隣都市で頻繁に行われている再開発
やまちづくりの是非を検証し、仙台の街の成長を妨げる問題点や課題を、客観
的なデータや現地取材で得た証言と筆者の主観を交えながら論じていきたい。
仙台は地方都市として没落していくのか、それとも東北を率いる政令指定都
市として再び明るい未来を突き進むのか?仙台の本質をあぶり出し、その進
むべき未来について、これから探っていくとしよう!






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「切断には事前相談が 必要か」なぜ同じ容疑で逮捕? [RPG]

「切断には事前相談が必要か」なぜ同じ容疑で逮捕?父娘逮捕 札幌“頭部切断遺体”(2023年7月24日)

今月2日、札幌・すすきののホテルで、首を切断された男性の遺体が見つかった事件で、田村瑠奈容疑者(29)と、その父親・修容疑者(59)が、死体損壊や死体遺棄などの疑いで逮捕されました。2人の認否は明らかにされていません。

修容疑者は、札幌市内の勤医協中央病院に勤務していて、精神科の科長を務めていました。

勤医協中央病院:「私どもも全く事情が分からない状況で、報道されている内容以外に情報がなく、ただ驚いているところです」

修容疑者の印象について、近所の人は…。

近隣住民:「優しそうで、ちゃんとしてる人っぽくて。目と目がもしも合ってね、無視するとかなくて。声が聞こえなくても、ちゃんとあいさつしてくれるし。(Q.会釈をする)いい感じの普通の人。職業も聞いたことないけど、奥さん働いてないし、穏やかだから『裕福そうだな』って勝手に。海外旅行も行ったって言ってるし」

ただ、この数カ月、様子に変化があったといいます。

近隣住民:「だいたい(家に)10分ぐらいしかいない。帰ってきたと思ったら、またすぐどこかへ行く」

最後に見かけたのは3日前でした。

近隣住民:「だいたい車の中に入っていて、家の中じゃなくて、車から降りない。(Q.何時ごろだった)(午後)6時50分ぐらいから。その時は長かった。10時ぐらいまで。(車内で)テレビ観てる時もあるし、ライトつけてる時もあるから。(Q.頭にライトを)本を見ているのか何だか知らないけど、ソーラー電池みたいなのを車の上に4つぐらい置いて」

事件は今月1日夜から2日未明かけて、週末でにぎわう、夜のススキノで起きました。ホテルの一室で見つかったのは頭部のない男性の遺体。その後、恵庭市に住む62歳の会社員と確認されました。

遺体は浴室にうずくまった状態で発見され、身を守る際にできる傷もありませんでした。抵抗する間もなく殺害され、刃物のようなもので首を切断されたとみられています。

警察が追っていたのは、男性と一緒にホテルに入った人物の行方。この人物が、瑠奈容疑者とみられています。

男性は、1日午後4時から午後10時まで、ホテル近くで開かれていたディスコイベントに参加していたことが分かっています。イベント終わりの午後10時25分ごろ、近くのビルに設置された防犯カメラには、男性の歩く姿が映っていました。10分後、誰かと5分ほど会話をして、2人でホテルの方向に向かう様子が映っていたといいます。

ホテルに入ったのは午後11時ごろ。瑠奈容疑者とみられる人物は、白い服装で黒いスーツケースを引いていました。3時間後の午前2時ごろ、フロントに女性とみられる声で「1人で先に出る」と電話をかけると、ホテルを出ていったといいます。服の色は白から黒に変わっていて、男性の身分証や携帯電話などは室内に残されていませんでした。頭部と共にスーツケースで持ち去ったとみられています。

ホテルを出た瑠奈容疑者とみられる人物は、現場周辺の防犯カメラによると、南へ向かっています。その後、再びホテルの前に戻ると、西へ歩いて行ったとみられています。ただ、この先にある防犯カメラに姿はなく、足取りは分からなくなっていました。

警察によると、父親の修容疑者は、瑠奈容疑者を現場付近まで車で送り、事件後、迎えにいった可能性があるといいます。

近所の人は、瑠奈容疑者の姿を小学生の時から、ほとんど見なかったといいます。

近隣住民:「娘さんは2年間くらい見ていないの。だから一緒に住んでいないと思う。小学校に来て、学校変わったから大丈夫かなと思っても不登校で。中学校も行けなくて。高校も、たぶん制服ぐらいは買ったかもしれないけど」

瑠奈容疑者と殺害された男性は知人だとみられています。ただ、2人がどこで知り合ったかなど、詳しいことは分かっていません。


■なぜ同じ容疑?

元埼玉県警捜査一課の刑事で、退官後は様々な事件を取材している、佐々木成三さんに聞きます。

(Q.なぜこのタイミングでの逮捕になったとみていますか)

佐々木さん:「警察は早い段階で、瑠奈容疑者を特定していたかもしれません。防犯カメラの捜査で、車が利用されたことが分かった段階で、共犯者がいるかもしれないと。共犯事件の捜査は、一緒に逮捕することが基本です。この事件のポイントは証拠品の押収です。被害者の頭部や、所持品もまだ見つかっていません。瑠奈容疑者を先に逮捕しても、修容疑者が証拠隠滅をする恐れがあります。2人の容疑が固まったので、逮捕に踏み切ったのだと思います」

(Q.2人ともに『死体損壊・死体領得・死体遺棄』の容疑がかかっています。修容疑者は、ホテルに入っていない可能性が高いとされるなか、なぜ同じ容疑になっているのでしょうか)

佐々木さん:「共謀共同正犯、つまり共犯で逮捕されています。共犯に必要なのは、2人で共に犯行を実行する意思です。2人で共謀して実行した段階で、現場に1人がいなくても、もう1人が実行すれば共謀共同正犯になります。例えば、フィリピンにいる指示役が、実行役に指示をして、特殊詐欺・強盗を行っていた“ルフィ”の強盗事件では、指示役も共犯で逮捕されました。修容疑者も犯行を実行することを認識したうえで、瑠奈容疑者と話して、瑠奈容疑者が実行したのであれば、共犯になります。警察は、車の送迎のほか、携帯での会話など地道に積み上げて、総合的に立証したのだと思います」

(Q.事前に2人が話し合いをしていなくても、例えば現場にいた瑠奈容疑者に修容疑者が電話で指示などをしていたら、共犯になりますか)

佐々木さん:「事件の前に相談をしていなくても成立します。例えば、瑠奈容疑者が、被害者を殺害した後に、死体の処分について、その場で修容疑者に相談して、死体を処理したのであれば、共謀共同正犯になります。ただ、私は事前に相談していた可能性が高いとみています。なぜなら、頭部の切断には大きな刃物が必要で、女性1人で容易に切断することはできないと思います。ホテルに行く前に2人で話し合ったうえで、犯行を実行した証拠が多く見つかったのではないでしょうか」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp



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